久しぶりの更新です!
ところで…
「がんう」が
どこにあるのかご存じですか?
「岩宇(がんう)」とは
北海道の
岩内町、共和町(岩内郡)と
泊村、神恵内村(古宇郡)の
4町村全体の地域名だそうです!
今回は「しりべし未来ネットワーク」の勉強会で岩宇を巡りました!
集合場所は神恵内村のきのえ荘。
まずは岡田順司さんによる「神海苔制作体験」です。
今回、私は時間の関係で神海苔制作体験は不参加でしたが、
数年前に神海苔制作体験済です♪
神海苔制作体験の後は、神恵内村の「サクラマス」を使ったカレー、「マスカレー」の昼食です。
きのえ荘の女将、池本美紀さんが作ってくれました。
神恵内村は昔「陸の孤島」と呼ばれ、お肉が手に入らなかったそう。
そこで、沢山獲れるサクラマスをお肉の代わりにカレーの材料として使っていたのだそうです。
とてもおいしいマスカレーですが、お肉が手に入りやすくなってからは、お肉のほうが骨を取る必要もなく調理が簡単なお肉を使う家庭が増えて、マスカレーは絶滅寸前に?
そんなマスカレーを神恵内村魅力創造研究会の方たちが復活させ、数量限定でマスカレーの缶詰を製造・販売したところ、大人気ですぐに売り切れてしまったそうです!
大好評につき、マスカレー缶詰は再度製造を予定しているとの事でした。
昼食後は神恵内村の道の駅でソフトクリームをごちそうになり、
神恵内村役場に向かいます。
高橋村長さんに、神恵内村の取り組みについてお話を伺いました。
かつては鰊漁で栄えていた神恵内村ですが、にしんが獲れなくなり、現在はサケ、サクラマス、ウニ、ホタテ、ナマコが漁業のメインになっているそうです。
そして、現在力を入れているのが、ウニの養殖。
神恵内村のウニ漁の時期は6月~8月。
これを、冬もウニを販売することができたら、多くの人に喜ばれるのではと考え、養殖にチャレンジすることにしたそうです。
高橋村長のお話によると、ウニは餌を変えると味が変わるとのこと。
通常、ウニは昆布を餌にしていますが、
キャベツや白菜を餌として与えてみたところ、美味しいウニに育ったそうです。
今後は、ウニを観光のコンテンツとしての活用や、ふるさと納税の返礼品としても検討していきたいとの事でした。
高橋村長、貴重なお話と温かい応援をありがとうございました!
企画振興課の高田課長、福地さん、お世話になりました。
泊村に移動し、2022年2月にオープンしたばかりの「カルチャーヴィレッジTOMARI」さんへ。
高島社長は、
「ぜひ泊に来て欲しい」とのラブコールを受け、ホテルを開業することを決めたそうです。
ホテルの中から見える景色はまるで絵のような美しさでした!
ここで、バーベキューをしたら楽しそうですよね♪
夕日もきれいでしょうね~。
シングルとツインの他、一棟貸し4人用の棟もあります。
広いラウンジで漫画を読んだり、おしゃべりしたり…楽しい時間を過ごせそうです。
「まずは、地域の人に遊んで欲しい。
餅まきとかもしたいよね(笑)」
「地域の人たちに遊んでもらった後で、本格的に集客したい。エネルギーの村という視点で、世界中の人に興味を持ってもらえたら面白いな~。」
と語る高島社長。
夢がある素敵な発想に、私もワクワクしました♪
高島社長、ご案内ありがとうございました!
岩内に移動して、2022年7月オープン予定の「イワナイビールブルワリー&ホテル」さんへ。
(2) Iwanai Brewery & Hotel イワナイブルワリー&ホテル | Facebook
岩内町は野生ホップ発見の地だそう。
日本のビールのルーツが岩内から始まったとは驚きです!
荒井常務によると、岩内産のフレッシュホップを使った醸造も考えているそう。
仕込み水は岩内沖の海洋深層水。
まだ醸造を開始したばかりでビールを飲むことはできませんでしたが、今後ビアバーでの提供や瓶での販売も予定しているとのことで、販売が始まったら是非味わってみたいです♪
荒井常務・田中さん、ご案内ありがとうございました!
懇親会は岩内の清寿司支店さんで。
美味しい海の幸いっぱいでした。
そして、帰りは岩内の吉田蒲鉾店に寄り道♪
吉田蒲鉾店の蒲鉾は弾力があって美味しいんですよ~。
色々な種類があるので目移りしてしまします♪
美味しい食と、美しい景色がいっぱいの岩宇。
住んでいる地域が大好きで、
その大好きな地域のために何かをしたくて動く。
そんな人たちが、魅力的な岩宇を創っているのだと感じた勉強会でした。