北海道 しりべし巡り omorin blog

北海道「しりべし」で生活を楽しむomorinのblogです☆

年に1度のワインのお祭り☆余市町で開催されたラフェットに参加しました♪

農業解放祭「ラフェット・デ・ヴィニュロン・ア・余市」に行ってきました!

ヴィンヤードやワイナリーを巡り歩き、ワインを楽しむお祭りです。

毎年、このお祭りに参加するために全国各地からお客様が集まる大人気のイベントです。

今年もチケットはすぐに売り切れ、参加者は1000名程だったそうです。

事前チケットは2000円。専用のサイトから申し込みます。

love-wine.jp

 

受付場所の「寿の家」で受付すると、ワイングラスとワインチケットが3枚貰えます。

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このワイングラスに各ブースで提供されているワインを注いで頂きます。

 

地図を見ながら飲みたいワインを目指して歩きます。

 

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始めに訪れたのは「森羅郷果樹園」さん。

「くまコーラ」はフルーティーで飲みやすく、初めの1杯にちょうど良かったです。

 

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お次は「ドメーヌ タカヒコ」さん。

ワインぶどう畑と青空のコントラストが素晴らしい!

 

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ドメーヌタカヒコさんのワインはとても人気があり、タカヒコさんと写真撮影する人が後を絶たない様子でした。

 

 

中井観光農園さんのワインブースは込み合っていたため写真が撮れませんでしたが、プルーンや桃、りんごの木が美味しそうな実をつけていました✨

 

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「ドメーヌアツシスズキ」さんには椅子とテーブルを置いたテントがあり、ゆっくりワインを楽しむことが出来ました♪

 

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最後は「フードコート@農村公園&ラフェットマーケット」へ。

 

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ここではル・レーヴワイナリーさんの新作ワインを飲むことが出来ました!

 

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ワインに合うおつまみも販売されていました。

特に驚いたのは「マルコウ福原伸幸商店」さんのニシンを使用した「余市流チーズ」!!

 「糠ニシン熟成マリネ」も美味しかったです。

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「シュガーガーデン」さんのスイーツも販売されていました♪

新商品のアップルベイクドチーズケーキはふわふわでとても美味しかったです。

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最後のシメはかき氷!

「砂川農園」さんの超かき氷に

「そうせい農園」さんのフローズンフルーツをトッピング!

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フルーツいっぱいで、熱い中歩いて疲れた身体にとても嬉しい冷たさと美味しさでした♪

今年はとても熱かったラフェット。

来年も晴れると良いですね~♪

ワイン好きの方には本当にお薦めのイベントです☆

 

 

 

 

 

 

源泉かけ流し☆古平温泉「しおかぜ」

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古平町にある源泉かけ流しの温泉

「しおかぜ」に先日行ったところ、

なんと☆しばらく貸し切り状態で温泉を独り占めしてしまいました〜(*´ω`*)

広い温泉にゆったり一人で浸かれるなんて本当に贅沢です。

茶色い色をしたナトリウム泉は身体の芯から温まります。

内風呂の他に露天風呂とサウナもあります☆

冬は雪の為入れなくなってしまう露天風呂は温度がちょうど良くとても気持ちがいいです✨

 

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こんなに素敵な温泉なのに、誰も来ないなんてもったいないな〜と思っていたら

私がお風呂をあがったのと同時に10名程お客様が続々いらっしゃいました。

たまたま空いていただけだったんですね~(/・ω・)/

お風呂上りはマッサージチェアに座るのがお決まりです( *´艸`)笑

 

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ゆったり贅沢な時間を過ごすことが出来ました〜(*´ω`*)

 

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古平温泉しおかぜ

www.town.furubira.lg.jp

 

 出来ることなら毎日でも温泉に浸かりたいですが、

最近お気に入りは自宅のお風呂で温泉気分が味わえる「よもぎ湯」です(*^^*)✨

自然素材なので安心。

よもぎの香りは森の中にいるようで癒されます✨

とても温まるので寒くなるこれからの季節に特にお薦めです(*´ω`*)♨️

 

よもぎ湯入浴パック (10パック入) 愛媛県産 自家栽培よもぎ100%使用

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羅臼で大自然を漫喫✨2019年7月

昨年、羅臼の人に教えて頂いたホエールウォッチングをしたくて羅臼に行って来ました✨
中標津空港からレンタカーを借りて運転すること1時間30分。
海のイメージが強いですが、緑も多く雄大大自然でした✨



朝9時出港の船に乗り、出発です✨
平日ですが、船には20名程のお客様が乗車していてほぼ満席です。
私は2階のデッキからウォッチングすることにしました。

船の速度は思いのほか早く、止まっているときと走っているときの体感温度が全然違います❗️
ウインドブレーカーの上にカッパ上下を着ていましたが、あまりにも手が冷たくて、手袋を持ってくれば良かったとおもったほどでした。

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出港してすぐに、イシイルカに出会うことができました✨
時速 50キロで泳ぐことが出来るイシイルカは、飼育に的さないため水族館などでは観ることができないそうです。
イシイルカを観るためには船に乗って、野生のイシイルカに会いに行くしかないとのこと。
イシイルカは確かに素早く、写真に納める事ができませんでした…(^o^;)💦

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その後、船はシャチの目撃情報があった国後島の方に進み、シャチを探しました。
ガイドさん2名が双眼鏡でシャチを探したところ、
「肉眼では見えないかもしれませんが、前方にいます。」
とアナウンスしてくれました。

教えてくれた方向を見ましたが…
私にはほとんど何も見えず…。

その場に船を止め、シャチが近づいて来るのを待つことにしました。

すると、少しずつ

シャチの群れが船に近づいてきました!

小さな点のように見えていたシャチが、気が付くとすぐそこに!

乗客みんな夢中でシャッターを切っていました。

シャチが泳ぐたびに、息遣いまでもが聞こえてきました。

クジラには会えませんでしたが、シャチに会う事が出来て大満足でした!

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その他、「熊越の滝」や北の国からのロケで使われた「純の番屋」にも行ってきました。
羅臼の美味しい海の幸をいただきました✨

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この他、知床食堂さんでクロハモ丼を、
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宿泊したお宿の夕食も美味しかったです✨
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宿の温泉は北の国から内田有紀さんが入浴していた「熊の湯」と同じお湯の温泉で、
ものすごく温まりました!

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羅臼の美味しい湧水「権現水」がある羅臼神社では御朱印を頂いてきました✨

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熊越えの滝へは貸して頂いた熊鈴を首から下げて行きました☆
15分程歩き、雄大な滝に辿り着いたときは感激でした✨

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雄大な自然を感じた羅臼旅行でした☆

ひとつ、残念だったのは幻の「ぶどうエビ」が食べられなかった事…(^o^;)

ですが…❗️
冷凍モノであればAmazonで手に入るようです(*゜Q゜*)‼️

ぶどうえび 特大4尾入 200g前後

ぶどうえび 特大4尾入 200g前後

~ニシン漁で栄えた歴史を伝える~北海ソーラン祭り 2019年7月

第51回北海ソーラン祭りが開催されました♪

 

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お休みが取れて、数年ぶりにソーランパレードを観ることが出来ました。

かつてニシン漁で栄えた余市町

ニシンを揚げるには大きなタモ(ニシンを獲る網)で船から汲むため、皆で力を合わせなければ出来ない作業だったそう。

この力を合わせる作業の拍子をとるために唄われたのがソーラン節だそうです。

唄が上手な人の船は沢山ニシンが獲れたとか。

このソーラン節に合わせて踊るのがソーラン踊りです。

踊りの振り付けには船を漕ぐ動作や、網を引く様子が盛り込まれています。

ニシン漁の作業の様子を踊りにしたり、仕事中に唄を生み出した当時の事を思うと、厳しいニシン漁の作業さえも楽しんで乗り超えた力強さとクリエイティブで前向きな精神を感じます。

ソーラン節には様々な歌詞があり、とても面白い歌詞もあったとか…。

 

そんな、ニシン漁の歴史を感じる北海ソーラン祭り。

余市町民なら誰もが一度は参加した事があるのではないでしょうか?

私も学生の頃、太鼓の練習をして山車に乗って演奏した思い出があります。

ちょっと強面なおじさんが教えてくれた太鼓のリズムを今でも思い出します。

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今年のソーラン節はなんと、生歌と生演奏でした!

その演奏に合わせて、ソーラン踊りのパレードが町を練り歩く様子はとても華やか!

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ソーラン祭りの会場では地元の食材を使用した食がリーズナブルなお値段で販売されています。

特に、町外から来た人が驚いていたのは1パック200円のさくらんぼです。

町民である私たちからするとなんでもないような事が、町外の人にとっては驚くような事なのだと気づかされました。

 

ソーラン祭り2日目の夜は余市港の花火大会フィナーレを迎えます。

今年は港から少し離れた場所から花火を観ましたが、シリパ山と花火のコントラストがとても素敵でした☆

 

ニシン漁で栄えた歴史と夏の訪れを伝える北海ソーラン祭り🎆✨

また来年がとても楽しみです♪

 

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~事業費2000円で生み出す経済効果~タクシー企画結果報告

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2019年2月1日〜2月28日まで、余市町のタクシー会社「港ハイヤー」さんと

4店舗の飲食店にご協力頂き、

「タクシー企画」を行いました。

企画内容は、期間中に港ハイヤーに乗って企画参加店に行くと、ドリンク1杯が無料になるチケットが運転手さんから貰えるというものでした。

 

【企画背景】

私が住んでいる余市町は電車は1時間に1本。地下鉄は無く、バスも路線が少なく、町内を巡るには車が必要な町です。

家族や友人とお食事に行くときは車で乗り合わせてお店に行き、ドライバーはお酒を飲むのを我慢する、もしくはドライバーに申し訳ないので全員がお酒を我慢する…

という場面を見る事がありました。

都会ではありえない、交通の便が悪い田舎ならではの場面かもしれません。

 

ある夜、自分で車を運転して行こうか、タクシーで行こうか悩みながらも、結局タクシーで行った天ぷら屋さんで天ぷら定食を食べながら、お酒を飲んでいた時にふと思ったのです。


…自分で運転してお店に来て、お酒を飲まなかったらお会計の値段半分くらいで済んじゃうな〜…と。


お酒を飲んで貰ったほうが、飲食店は確実に儲かります。

そして、なんと言っても余市ウイスキーやワインを作っているお酒の町。


町に住む人も、観光に来た人にもお酒を楽しんでもらうことで町は潤うのでは?

 

でも、お酒を飲むにはお店へ行く手段が必要です。

電車とバスの便があまり良くない余市町

タクシーはありますが、距離が遠いと値段もそれなりです。

 

ですが、タクシーを利用して飲食店に行ってお酒を飲む人が増えたら

タクシー会社も儲かり、飲食店も儲かります。


天ぷら屋さんの仕掛人でもあるMさんにお話ししたところ、


「いい案だと思う。協力するよ‼️」

と言ってくれたので自信がつき、

やろう!と決意。

 

こうして実現したのが

今回のタクシー企画でした。




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この企画でとても大切なのは告知。

知ってもらわなければ利用していただく事もできません。

2000円でフライヤーとチケットを作成し、Facebookで告知を行いました。

運良く北海道新聞さんの後志版にも掲載して頂き、タクシー企画がスタートしました。

 

 

そして、結果がこちらです。

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利用は45名。経済効果は182,895円と言う結果になりました。

 

参加店を増やし、開催時期を変更すると

参加人数が増えるのでは?

とのご意見も頂きました。

 

今回の企画は、経費2,000円でどれだけの経済効果が生み出す事が出来るか?

二次交通を利用し易くすることで得られる経済効果を検証する企画でもありました。

 

毎年、多くの補助金(税金)が観光振興や地域振興に使用されています。

中には400万円の事業費を使って、経済効果は20万円ほどと言う事業もあったりします。

「PR効果」という金額に計算できない事を目的とした事業も沢山ありますので一概には言えませんが、

たった2,000円でも経済効果は生み出せるのだと知って頂けたら嬉しいです。


地域を元気にするために必要なのは

ちょっとのお金とアイディア、

そして何よりも協力してくれる人なのだと感じました。



ご協力・ご利用頂いた皆様に感謝いたします。

ありがとうございました✨

 

幻の海苔「神海苔」制作体験☆2019年2月17日

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「神海苔」をご存じですか?

岡田順司さんが製造・販売する北海道の神恵内村で採れた貴重な天然岩海苔。

それが「神海苔(カンノリ)」です。

1月から4月に採取することが出来、最も寒い大寒の頃に採れる海苔が一番美味しい事から

「寒海苔(カンノリ)」と

呼ばれているそうですが、

寒海苔に神恵内の神をあてがって

『神海苔』(カンノリ)と

名付けたそうです。

 

生産量が少なく、ほぼ地元で消費されるため、幻の海苔とも言われているそうです。

 

始めて神海苔を食べたときは驚きました!

神恵内村の海の恵みを連想させる、豊かな海苔の香りと風味。

今まで食べてた海苔の味と全然違う!

どうしてこんなに違うんだろう?

欲しくてなかなか手に入らないこの「神海苔」を制作する体験ができると聞き、神海苔制作体験ワークショップに参加してきました。

 

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10時に「きのえ壮」に集合し、まずは岡田順司さんから海苔について説明がありました。

岩場に生えている海苔を採取する為、海苔には石が沢山ついているそうです。

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【石取り】

「海苔を一つまみ持って指を滑らせていくと、石を見つけることが出来ます。」

と言いながら見本を見せてくれる岡田さんに習い、海苔の中の石を探してみると、

小さな小石をいくつか見つけることが出来ました。

私の手では1枚分の海苔の小石を採る作業で30分はかかりそうです…。

根気がいる作業です。

 

【叩き】

石を取った海苔を包丁で細かく叩きます。

岡田さんはいつも包丁を両手で持ち、歌を歌いながら叩いているそうです!

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【海苔打ち】

叩いた海苔を水を数回変えながら洗い、いよいよ海苔打ちです!

型枠を水に沈めすだれの上に静かに海苔を投入します。

その後、ゆっくりと型枠を取り出し、簾に打った海苔を取り出します。

「このお玉2杯くらいが適量です。薄すぎると穴が開きますし、

厚すぎると食感が悪くなります。」

岡田さんの説明を聞きながら海苔を投入しましたが…

見事厚めに仕上がりました(笑)

薄くきれいに海苔を打つのは大変な技術がいるのだそうです。

「緊張する〜!」

と言いながら、みんな慎重に海苔を打ちました。

最後に穴あきを防ぐための「かけ海苔」をして

寒い倉庫で約2日間、常温で約1日乾燥させるそうです。

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【乾燥後の石取り】

簾に打った海苔を乾燥させた後、また石を取る作業を行います。

海苔を簾から剥がし、陶器で擦ります。

「石があると金属音がします」

ゴリゴリと擦る音が部屋に響きます。

音で石を見つけて取り除き、ようやく完成です!

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体験後はランチタイムです☆

メインはきのえ荘の女将・池本さんが作る「海苔フィーユ」。

神恵内の道の駅やイベントで数量限定で販売される海苔フィーユです、

すぐに売り切れてしまう幻の海苔弁なのです!

「今まで食べていたのり弁と違う!」

「海苔の香りが最高!」

「海苔美味しい〜!」

デザートの揚げ味噌まんじゅうもとても美味しくて、

池本さんの愛情と、神恵内村のおいしさがいっぱい詰まった大満足のランチでした。

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神海苔制作体験とランチ、制作した海苔が後日郵送されるこのワークショップは

3,500円で体験できます!

開催時期は海苔が採れる4月までですので、

幻の海苔を味わうチャンスをお見逃しなく!

 

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神恵内村では、昔はどこの家庭でも海苔を作っていたそうですが、

高齢化や後継者不足により、今では海苔を作る人が数名になってしまったそうです。

地域の資源をいかして村を盛り上げたい。

そんな想いで、3年前から岡田さんは海苔づくりを始めたそうです。

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「寒波の時に海苔を取りに行ったときは、心が折れそうになりました…。」

岩場での海苔採取作業は、頭から波を被ったり、長靴の中に海水が入ることもあるそう。軍手とビニール手袋を3枚重ねにしても、手先がとても冷たくて感覚がなくなるそうです。

「海苔を取る作業は複数名で行かなければならない決まりなので、寒くても自分の我儘で「帰ろう」とは言い出し難いので頑張ります(笑)」

と笑う岡田さん。

 

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極寒の中での過酷な海苔採取作業、そして、採取後の石取りや海苔打ちなど、すべての工程を終わらせるには8時間ほどかかるとのこと。

手間と時間がかかる作業ですが、この昔ながらの手作業こそが「神海苔」の豊かな風味を生み出すのです。

神恵内村の豊かな自然の恵みと、熱い情熱が生み出した「神海苔」。

その魅力を伝える為に、岡田さんと池本さんが協力して神海苔製作体験を開催している姿が、私には何よりも魅力的に写りました。

 

資源を輝かせて地域を豊かにするのは、やはり「人」。

そこに住んでいる人達の情熱が何よりも強い魅力となり

人を惹きつけ、地域を輝かせるのだと感じました。

 

神恵内村に行くと、

自然豊かで美しい村に暮らす人たちの、

力強さと温かな絆を感じて

いつも心を洗われるような清々しい気持ちになります。

 

また、神恵内村に行こう!

神海苔制作体験で作った神海苔を味わいながら、神恵内村に想いを馳せるのでした☆

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 神恵内の情報はこちらをご覧ください✨

https://m.facebook.com/kamoenaimiryokusouken/

 

2018年4月〜12月 余市町観光アンケート集計が終わりました☆

 

 余市町に許可を得て個人的に実施していた余市町観光アンケート」☆

ようやく集計することが出来ました☆

 

 

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余市町の下記5つの施設にご協力頂き、

156名様にご回答頂きました☆

・水明閣さん

・カクト徳島屋旅館さん

余市川温泉さん

余市SAGRAさん

・旧下ヨイチ運上家さん

 

 

今回のアンケート調査で確認したかったことは主に3つです。


1、高速道路開通による変化

 (今年は高速開通前のデータ取り)

2、観光客は何か所の施設へ

     立ち寄っているか?

3、観光客が求めているもの

 (改善要望)

 

 

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【1、高速道路開通による変化】

今後アンケート調査を続けなければ変化はわかりませんが、

ご回答頂いた156名中107名は車を利用して余市お越しになっている事がわかりました。

 

2019年は車を利用してお越しになる観光客が更に増加しそうです。

便利な駐車場の整備や渋滞への対策も必要と思われます。

 

 

 【2、お客様は何か所の施設に立ち寄っているか?】

今回のアンケート結果では2.7か所との結果になりました☆

ちなみに、回答数156人中101人はニッカウヰスキー余市蒸溜所に立ち寄っていました。

 

 

【3、観光客が求めているもの

(改善要望)】

余市に観光にいらっしゃったお客様は交通について不便に感じたようです。

ICカードが使えない(JR)

・車を利用しなければ観光施設に行くことが出来ない。

・バス・タクシーの情報、観光プランが欲しい。

 

アンケートの結果を受けて、個人的に取り組める事として

タクシーでの観光プランのPRと観光施設への掲示を進めて行きます。

 

  

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今回、アンケート調査を行ったきっかけですが、余市町の観光消費額を計算していた時に、

「観光客は2施設に立ち寄っている」

との仮説を立てて計算したのですが、

実際のところはどうなんだろう?

と疑問が沸き

余市町に調査を行っているか確認したところ、確認した時点では調査を行っておらず、現時点では調査する予定がないとの回答を受け、個人的にアンケート調査を行いました。

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個人的にできることは限られていますし

観光庁が各地域の詳しい調査を行って結果を公開している事もあり

行政がやらないようなアンケート調査

をすることにしました☆


国土交通省のYさんにアドバイスを頂き、観光施設の写真を掲載したPR効果のあるアンケート用紙を作成しました。


「こんなところもあるんだ!」

アンケートに答えながらそんな発見をして頂けていたら嬉しいですね☆

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アンケートにご協力頂いた各施設の皆さま、集計をお手伝いしてくれたSさん、Yさんありがとうございました!(^^)!

また、英語版作製については余市観光協会事務局長さんにも大変お世話になりました。

そして、アンケートにご回答くださった皆様に感謝です!


3年間は続けようと考えていたこちらのアンケートですが、2018年8月より余市町でアンケートを実施する事になりましたので、継続せずに終了致します。


今後のアンケート結果、そしてアンケート調査をいかしてどのように町が変わるのか、とても楽しみです!


https://www.omorin.fun/entry/2019/03/22/182233

※このアンケートで頂いたご意見を参考に、2019年に「タクシー企画」を実施しました。

こちらのblogも是非ご覧になってみてください♪

 

 

 

 

 

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

デービッド・アトキンソン 新・観光立国論

 
観光立国の正体 (新潮新書)

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