※こちらは旧余市福原漁場さんの入り口にあった説明書。
ニシンの形が可愛くて、つい読んでしまいます♪
お金をかけた建物や設備、食事はもちろん素晴らしいですが、
お金をかけずに、労力とアイデアで作られた
「喜んでもらうための工夫」は、
「楽しんでもらいたい!」と思いながら作成した想いが感じられ、キュンとしてしまいます♪
そんな、最近出会った「キュン」をご紹介したいと思います。
まず、私が痺れたのは…
よいち水産博物館に設置されていた
「フゴッぺさんのおみくじ!」
小さく「一回10円くらいです」って書かれています…!
もう、フゴッペさんが可愛すぎて、勿論おみくじを引きました(笑)
末吉…!
フゴッペさんのお言葉をありがたく胸に刻みます(笑)
おみくじを結べる木や紐があったらより雰囲気が出そうです♪
次にキュンとしたのは…
「土器、大総選挙」です!
本当の選挙のよう!
各党のネーミングがまた面白いですね♪
可愛い投票用紙にまたまたキュンとします。
そして、各土器の紹介文を見ると…
「6000才くらい」って…(笑)
それぞれの土器にストーリーがあり、遥か昔に土器を作ったであろう作者の想いが感じられました。
思わず真剣に、投票する土器を選びました。
いっぱいお酒を飲もうとした作者の想いが伝わってきますね♪
次にキュンとしたのは岩内町にある
「帰厚院(きこういん)」さんの住職さんの説明の面白さです。
帰厚院さんでは自転車も借りられるんです♪
こちらのブログもぜひご覧になってみてください。
https://www.omorin.fun/entry/2020/07/08/190549
期間限定で「地獄絵図」を公開しているとの事でお邪魔したのですが、
ちょうど住職さんは不在だったため、自由に地獄絵図を眺めていました。
帰ろうかな、と思った頃に住職さんがお戻りになり、
地獄絵図の説明をしてくださったのですが…
「49日の間、あの世で様々な質問を受けます。
嘘をついていませんか?盗みをしていませんか?など。
ここで「やりました」と言うと地獄行きです。
私の場合はすぐに地獄に行くことになるわけですね…。」
そんな、ジョークを交えた説明がとても面白いのです。
地獄にも色々な種類があり、一つの地獄体験で何千年もかかるとか…。
説明を受けながら観る地獄絵図は、途端に生き生きと私の想像を膨らませてくれました。
「悪い事をしたらだめだよ。」
「なんで?」
「悪い事をしたらこんな恐ろしい地獄に落ちるから、
地獄に行かないで済むような生きた方をすることが大切なんだよ。」
昔は地獄絵図を見せて、子供たちにこんな説明をしていたとか。
私も地獄絵図の説明を聴いて、悪いことはしないでおこうと思いました(笑)
同じ「物」や「出来事」でも、説明によって人を楽しませたり、感動させる事ができる素晴らしさ。
説明の力ってすごいな、と改めて思った出来事でした。
後日、再度帰厚院さんを訪れた時に試験的に体験させて頂いた
「カスタム御朱印体験」もキュンとしました!
子供たちに楽しんでもらおうと考えていた体験だそうですが、
コロナの影響で実施出来ずにいるとの事。
「まだ試験段階ですが、良かったらやってみませんか?」
という事で、「カスタム御朱印体験」をさせて頂きました。
キュンポイントはなんといっても
住職さんお手製の「消しゴムハンコ」です。
専用の消しゴムを彫刻刀で彫って作るそうです。
クオリティの高さに驚きです!
様々な柄と色があるので、ハンコ選びも迷います!
色々な組み合わせが出来るので、センスが出ますね♪
自分だけのカスタム御朱印!
これは本当に楽しいですし、記念になります。
早く子供たちに楽しんでもらえる日が来ますように…。
そして、最後のキュンは
倶知安町の雑貨屋さん、「Mikke」さんの「ヨーヨー釣り」です。
MikkeさんHP
https://m.facebook.com/mikkekutchan/
お店の前に設置されている小さなヨーヨー釣りスペース。
ヨーヨーを釣る釣り竿は流木に紐を括り付けて作ったようで、手作りテイスト満載です。
小さな子が楽しそうにヨーヨー釣りをしていました。
ちょっとした工夫ですが、子供たちにとっては、とても嬉しいだろうなと感じました。
こちらもぜひご覧になってみてください♪
しり女【ニセコ・倶知安❤️知り隊】初夏のいちごツアー
https://www.omorin.fun/entry/2020/07/13/160727
今回、私がキュンとした
「お金をかけなくても出来るおもてなし」は
「楽しんでもらいたい!」という想いと、工夫が伝わってくるものばかりでした。
「観光」や「おもてなし」に一番大切なのは
「楽しんでもらいたい」という気持ちと工夫なのかもしれない…。
そんなことを感じた体験でした。